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頭に浮かんだあれこれを流す場所🚽

10年分のブログ記事を書きました: 最近のメイクと本のこと

最早UMA認定してもよさそうなくらいブログを更新しなくなっているんですが、今回のわたしは違う!たまーにブログを書きたい欲に駆られてある程度書いては下書き送りにし、下書きの充実度だけはかなりのものになってきたと自負しているんですが、今回はちゃんと最後まで書くという覚悟をもって今画面に打ち込んでいます。

 

やっと春だ〜!!という暖かさになってきたので(?)最近のお気に入りメイクアイテムの話をします。

最近はまぶたほぼ何もつけない代わりに肌をツヤツヤさせて眉毛や毛をワッサワサにさせてかわいいリップを塗るのが気分です。

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KATEのフェザーブロウメイカー クリア。これなんで限定なんだろうね?LAKAのクリアブラウジェルより液に厚みがあるけど毛が下がるほど重たくなくて、バリバリに固まらないのに毛流れをホールドしつつわさわさ眉毛になってものすごく気に入ってる。これの上からgossierのBoy Browの黒で眉毛の毛に色を足してるんだけど、あんなに溜め込んでたBoy Browの黒はこれがもう最後😭

FweaのJ Curlingマスカラ。ボリュームタイプです。このマスカラ本当に好きすぎる!カールキープ力抜群だし、黒が損なわれない艶感がある。そして毛がワサワサってするのに1本1本は繊細な感じで全ての欲望が満たされる。

 

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1番使うリップはPerseのベルベットフィックスリップバーム。パウダリーで唇がポテッて見えるテクスチャが好きすぎる。glossierのGen Gリップより若干厚みがある感じかな?てかさ、色がいいのよ!!最初フレンチブラウンにハマって、年明け辺りからヌードローズばっかり使っています。ヌードローズはPatのPolaroid Pinkとかそれ系の仲間みたいにわりとしっかりピンクでかわいいよ🌷

MACのロックドキスインクの "Gossip"。パキッとした色が使いたくて買いました。リキッドリップによくある厚みも、逆にサラサラすぎることもなくてすごく好きな質感。落ちないのが売りらしいけど確かに今のところマスクの中でも落ちないし、安心して使える。


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ファンデーション、最近の気分はコスメデコルテのゼンウェア、クレドポーボーテのタンクッションエクラナチュレル、ヴァレンティノのGoクッションなんだけど、前者2つは多分散々話したからヴァレンティノの話をさせてください!これパケで好き嫌いがものすごく分かれると思うんだけど、中身がすんごい良いの…!!

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わかるかな?手の甲の左半分に塗ってるんだけど、主に肌の質感が変わる感じで塗ってるとギョッとする🐟多分アルマーニのファンデ好きな人は好きな系統なのでは?と勝手に思っている。

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下地はHinceのハイドレイティングプライマーの使い心地が今の季節にあってて良い感じです。あとLisa EldridgeのElevated Glowが相変わらず大好きすぎて下地の後に適当に塗ってからファンデーションを塗ることが多いです。
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チーク、好きなやつが変わり映えしないんだけどこれらはもう万能チークだから仕方ない。

NARSのSex Appeal、一生買い続けたい!LAKAのGrinaはSex Appealをもう少しミルキーにしたいときに混ぜたりしてて、逆にピンクや艶を足したい時はLisa EldridgeのMountain Walkを最後に少し足す使い方が1番多い。

ていうかSex Appealのスゴさに改めて気づいたんだけど!

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Sex Appealって使いながらもかなりミルキーな色(特にわたしの肌と比較すると)の感覚でいたんだけど、なぜこんなにもミルキーな色が似合わないはずのわたしでも違和感ないのかと思っていたら、実はかなり色がしっかりしてるんだね?

NARSのアイシャドウとかでよくある現象が、めちゃくちゃ使いやすい無難そうな色ほど影色が入ってて尖ってる色で塗ってみてビビるやつあるじゃないですか。あれSex Appealでもやってたな〜〜〜???って思ってなんかすごい良い。


あと最近読んだ本📗

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Babel: Or the Necessity of Violence: An Arcane History of the Oxford Translators' Revolution

 

本の概要って調べれば出てくるし、どこからがネタバレになるかわからないから自発的に話してみようって思うことがないんだけど、もしかしてこのジャンルならいけるかも?と思ったので書いてみます。

 

Babelはアヘン戦争直前のイギリスが舞台の歴史改変ダークファンタジー•ダークアカデミアなんだけど、ファンタジー要素として大英帝国の繁栄を支えていた銀に異言語間の似ている単語を彫り、両方の言語を完璧に理解している人ががそれを読み上げることで翻訳の際に失われる意味を拾ってパワーが発動するするみたいな設定なんだけど(説明下手すぎる)普段このジャンル読まないけど読んでみたのは、その設定おもしろーと思ったのがきっかけでした📚

 

実際はファンタジー要素はそんなになくて、ターゲット言語を完璧に理解している人材が必要=翻訳者を育てる=幼少期から言語学習漬けにされた有色人種、他言語を操れる事実上の奴隷や女をオックスフォード大学の翻訳研究所に斡旋して更に質の高い翻訳者に育成しながら魔法の銀の棒の生産やメンテナンスを学び携わっていくことで、ある程度不自由ない、マシな生活と引き換えに大英帝国の発展や国際政治に貢献=母国の支配に利用されてしまう描写でこの魔法設定が上手く使われている感じだった。

 

言語の搾取は存在するのかという疑問など、全体を通して作者の論文というか議論みたいな雰囲気もあって(作者のRebecca F. Kuangは中国系でオックスフォード大卒の翻訳者、今も言語学を学んでいる方)、史実に基づいていることもありかなり辛い内容ではあるんだけど、人種やアイデンティティ、インターセクショナリティなどについてもしっかり考えさせられてかなり抉られる、「ファンタジー」に怯えずに読んで良かった本でした。

560ページくらいあるけど、文章は読みやすいと思う。わたしはピンとこない単語が結構だったけど、前後で推測できる感じ(思い込みの可能性あり)だったからイギリス英語に馴染みがある人はもっと読みやすいんだろうなと思う(…とか言ってイギリス英語じゃなかったらウケる)

 

後悔してることは、これはまず謝罪だけど友達と一緒に読むって意気込んでたのに、最後まで一緒に走ろうね!のマラソン嘘つきクソムーブしたこと(読んでくれていたらこの場をお借りして改めてお詫び申し上げます…ごめん許して!)。

あとちゃんとハイライトしたりポストイット挟もうと思ってたのに、最初に出てきたラテン語の文章を調べて書き込んだらちゃんと注釈があって意気消沈して1枚もポストイットつけなかったこと。

そして5月くらいまでかけて読めばいいやーと思っていたので次に読む本を決めていなかったこと(同じ作者のThe Poppy Warって本を急いで買った)。

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やばい、5分くらいでサクッと書く記事でこまめにブログを書こうと思ってたのに10年分くらい書いてしまった。それではみなさんまたいつか…!